のし上がるには

のし上がるには、まず、有力者探しから

のし上がるためには、あなたの力になってくれる味方を見つけるための「大物つかみ」から始めます。のし上がるためにまず初めに、次の2つを徹底的に行いましょう。

  1. 味方となって、あなたを引き立ててくれる「大物・有力者」を見い出す
  2. 見出した「大物・有力者」の情報収集に徹する

のし上がるためには、あなたを引き立て、持ち上げてくれるような大物を選ばなければいけません。仕事であれば、上司や、仕事先の有力者を選びます。また、上司といっても、さらに上の上司や、さらにさらに上の上司にも目を向けてみましょう。なお、ターゲットは、あなたと親しくなければならないと思いがちですが、会ったことのない人でも構いません。「大物・有力者」のターゲットを見い出す基準としては、次のようなものがあります。

  • 話を聞いてくれる有力者
  • 趣味や遊びをエンジョイしている有力者
  • チームワークを大事にする有力者
  • 評判のいい有力者
  • 変わっている有力者

「話を聞いてくれる有力者」というのは、下の人や初対面の人など、誰が相手でも態度の変わらない人で、「素晴らしい大物」と呼ばれたり「人徳者」と呼ばれるような人たちです。きちんと話を聞いてくれる方というのは、実利だけでなく、人間性で評価してくれるため、得るものも多い人物です。

「趣味や遊びをエンジョイしている有力者」というのは、心に余裕があり、視野も広く、引き出しも多いため、「スケールの大きい人」と呼ばれるような人たちです。余裕があるため、かわいがってくれる可能性が大きいです。エンジョイしている有力者に可愛がられるためには、プライベートで親しくなり、ビジネスではビシッと決めるようにしましょう。

「チームワークを大事にする有力者」というのは、自分一人では何もできないことが分かっており、自分ひとりでは効率的でないこともハッキリと分かっている人で、その分、チームを大事にします。そのため、人を判断するときも「立場」や「上下関係」ではなく、人を大事にすれるため、あなたが大事にされる確率も高くなります。

「評判のいい有力者」は、ベースに愛情があるため、人に注意するときも、怒るのではなく、叱るタイプの人で、「人望のある人」と呼ばれるような人たちです。叱った後は、必ずフォローをしてくれます。「八方美人」は、最終的に自分が一番大事で大切だと思っているタイプなので、評判のいい有力者とは異なります。その人が、多くの人に愛さ、人気もあれば、その有力者は本物です。ただし、たくさんの人から好かれているため、評判のいい有力者を選ぼうとする場合は、競争が激しいため、難易度は高いです。

「変わっている有力者」は、愛想が悪かったり、口数が少なかったり、すぐ怒ったり、想定外のことや非日常的なことで喜んだりする人で、たいていの場合、周りの人から煙たがられていますが、一部の方からは「実はいい人」と呼ばれているような人たちです。変わっている有力者は、「ほんとは自分はこうなんだ」という、認めて欲しい「ツボ」を持っているため、ツボを心得ておくと、一気に親しくなることができます。ただし、人間不信な変人の場合は、親しくなっても、最終的に裏切られる可能性が高いため、やめておきましょう。

以上のような有力者が、あなたがのし上がるには、頼りになる大物です。ただし、ただ大物でいればいいというわけでもありません。コロコロ意見を変えたり、いつ裏切るか分からなかったりするような人には、ついていっても、大した成果は望めません。そして、むしろ逆に、利用された後、切り捨てられます。自分を引き立てててもらいたいと思えて、ついていくべきだと思えて、可愛がってもらいたいと思えて、あなたが惚れ込める「力のある人」を探して、ターゲットに決めましょう。また、そのターゲットが、あなたを好んでくれそうであれば、さらにベストです。

のし上がるには、ターゲットの情報収集も大事

のし上がるには、大物・有力者のターゲットが決まった後は、その有力者のことをよく知るために、情報収集を徹底して行いましょう。情報収集する内容としては、次のようなものがあります。

仕事の意欲 仕事の方向性 誕生日
出身地 出身校 好きな異性のタイプ
好物 長けているもの 趣味・嗜好
隠していること 弱み

仕事だけでなく、相手の様々な側面を知ることで、ターゲットと繋がれる効果的な道を見いだせます。ただし、おべっかを使おうと思ったり、ゴマすりしようと思ったりして調べていると、「無理やり・計算づくの取り入り」となってしまい、すぐに見抜かれ、逆に、足元を見られてしまいます。

調べるときは、恋愛と同じように、好きな相手のことを知りたくなるような気持ちで調べましょう。あなたが惚れ込めるような有力者を探し、相手のことを知るように努めます。多少、有力者への邪心があっても、本音がピュアであれば、大丈夫です。大物つかみの肝は、「有力者への純粋さ」です。

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